アレグラ30mgと花粉症に苦しむ女性

アレグラといえば花粉症の薬です。市販薬もでていますので名前くらいは聞いたことのある人は多いと思います。市販品以外にもアレグラは処方薬としても出ています。そんなアレグラですがどれくらい種類があるのでしょう

ドリンクやバターでアレルギーに、アレグラは効く?

ドリンクやバターなど飲食物を摂取することによってアレルギー症状が引き起こされることがあります。飲食物によって引き起こされるアレルギーを総称して食物アレルギーといいます。
一言にアレルギーといってもアレルギーにはⅠ~Ⅳ型の4つのタイプが存在します。食物アレルギーはこの中でⅠ型アレルギーに分類されます。Ⅰ型アレルギーは即時型アレルギーとも呼ばれ、食物アレルギー以外に、花粉症やアトピー性皮膚炎もこれに分類されます。
Ⅰ型アレルギー発症のメカニズムに関してですが、まず食物が体内に入り異物と認識されるとマクロファージなどの抗原提示細胞内に取り込まれます。抗原提示細胞はこれを断片化し、抗原情報をT細胞に送ります。T細胞はB細胞に指示を出し、抗原情報から抗原に対してのみ結合するIgE抗体を産生させます。このIgE抗体は免疫細胞の1つ肥満細胞表面のFcレセプターに結合し、細胞表面に並びます。さらに異物と判断された食物が体内に入ると、肥満細胞表面のIgE抗体に結合します。これによって肥満細胞は活性化し、ケミカルメディエーターを大量に含んだ顆粒を細胞外に放出します。このケミカルメディエーターの中のヒスタミンという物質は全身のH1受容体に結合し、鼻炎、結膜炎を引き起こします。
ちなみにアレグラは抗ヒスタミン剤と呼ばれる種類の抗アレルギー薬です。アレグラの有効成分フェキソフェナジンはH1受容体にヒスタミンが結合するのを阻害し、アレルギー症状を改善、予防します。よってアレグラはⅠ型アレルギーに対して効果を示す薬剤なのです。つまり食物アレルギーにもアレグラは有効な治療薬となります。食物アレルギーが疑われる時にはアレグラを使用してみましょう。