入院して初めてわかる、困ることについてです。
タオルや身の回りに必要な物を揃えてくれる家族がいたり、入院までに準備が出来る状態なら良いのですが、救急で入院すると来たときのそのままの荷物や恰好ですから、何も準備をする時間がありません。
救急で病院に来た場合、入院になる時は救急病棟に入ることになり、一般病棟のベッドが空くのを待つことになります。
運よくそのまま退院になる場合もありますが、稀なようです。
救急病棟にいる間は、病院内の売店に買い物にいくこともあまり出来る状況でもありませんので、一般病棟に移ってからの準備になります。
自分で用意をしなくてはいけない場合、入院の手続きも自分で記入しなくてはいけませんし、やることがたくさんあります。
女性患者の場合、買い物の中には時期によって生理用品などもありますので、友人知人に頼むのもためらってしまいます。
病院の売店も、最近ではコンビニが参入していることが多く、コンビニでの支払いも出来ますし、病院で必要なタオルやケア用品も販売されていますし、コンビニならではのお弁当やデザートもあるのでとても便利です。
一般病棟に移ると、その病棟での看護に関するスケジュールが組まれているようです。
朝になると担当の看護師が来て挨拶をし、名前を教えてくれます。
看護師が交代するたびに名前を教えてくれるのですが、正直覚えることが出来ません。
ましてや2週間ほどの入院では、覚えられないまま終わってしまいます。
名前を名乗るのは看護の1つで、患者との信頼関係を築くためだろうと思いますが、残念ながらよほどのことがなければ、たくさんいる看護師の名前を覚えることは出来ず、結局名札を見て声をかけることになるのです。
大きなことから小さなことまで、このような困りごとは、実際に入院してみないと分からないものですね。